避妊方法は低用量ピルやペッサリー、緊急避妊薬

低用量ピルには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンが含まれています。エストロゲンは、排卵を促すホルモンで、女性らしさを作り出す働きがあります。プロゲステロンは、子宮の内膜に働きかけ、妊娠の準備をするホルモンです。
低用量ピルは、脳下垂体と呼ばれる脳の中枢に働きかけ、性腺刺激ホルモンの分泌を抑えます。その結果、排卵が抑えられて受精・妊娠を防ぎます。
低用量ピルは、望まない妊娠を避けることができる経口避妊薬で、正しく服用することでほぼ100パーセントの確率で妊娠を回避することができます。
女性が行える避妊方法には、ペッサリーや女性用のコンドームなどがありますが、ペッサリーは、子宮口にしっかりと装着する必要があり、付け方を医師から指導を受けたり、膣のサイズや子宮口のサイズをよくみた上でサイズを選ぶ必要があり、産婦人科を受診する必要があるという手間が必要となります。
また避妊効果はあまり高くなく、ピルの方が手軽に服用でき、避妊確率も高いというメリットがあります。

一般的に使用されているピルと言えば、含まれている女性ホルモン量が少ない低用量ピルですが、これは性交渉の前に服用することで避妊効果を発揮するものです。もし、避妊具が破れてしまったり、ピルの飲み忘れなどで避妊に失敗した場合には、緊急避妊といった方法があります。
これはホルモン値を一気に上昇、下降させることで子宮内膜を剥がして、受精卵の着床を防いで緊急的に妊娠を防ぐ方法です。緊急避妊薬は日本では未承認・未販売となっているので、原則として中用量のピルで代用して処方されます。
ただ緊急避妊は、性交渉後72時間以内に服用しないと効果がなくなりますから、できるだけ早く対処することが大事です。

ページトップへ