低用量ピルと原発性肝癌や流産後の子宮内膜回復

低用量ピルというのは、避妊薬として使われる治療薬で、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンを含んでいます。
従来のピルでは含まれている女性ホルモンの量が多いため、体重の増加など様々な副作用があったので、その量を減らして、副作用を起きにくくしているのです。
しかし、低用量ピルといえど、長期間使用していれば、様々な副作用が出てきます。
危険性を考えると、癌になる可能性があるのです。
例えば原発性肝癌です。
ピルは、肝臓で代謝されることになるので、肝臓に異常が出やすくなるのです。
また、子宮頸癌についても低用量ピルの服用している人がなりやすいという統計もあります。
ただ、これは成分が作用するのではなく、低用量ピルを避妊薬として使うので、コンドーム無しでの性行為により子宮頸癌の原因であるHPVウイルスに感染しやすくなるというものです。
ただし、避妊方法をしていれば、低用量ピルを使用していても子宮頸癌になるリスクは高まりません。
それに子宮体がん、卵巣がんの発生リスクは、格段に落とすことが出来るので、服用にメリットがないわけではないのです。

他にも流産をした後に、低用量ピルを服用することがあるのですが、それは流産によって傷ついた子宮内膜を早期に回復させることが期待できるからです。
ただし、低用量ピルを飲むことで、生理の周期が乱れることがありますから、そのことは注意しなければなりません。
服用を始める期間ですが、流産をしてから7日以内に服用を始めることが多いのですが、医師の中にはその期間に服用すると血栓が出来やすいという人もいます。
診察をしてもらう医師とよく相談をして、メリットとデメリットの両方について理解してから服用を開始するのが一番です。

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